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授業科目名 都市計画(1) 
科目英名  
開講年度 2019 
開講学科 都市生活19年度入学 
分野系列 ■専門基礎科目・必修■ 
学年 1年生 
学期 前期前半 
担当者

明石 達生

末繁 雄一

単位数



科目概要
この科目は、都市計画を初めて学ぶ若い学生諸君を対象に、都市計画に関する基礎知識をひととおり知るための講義である。講義では、具体的な実例を交えながら、都市計画図、建築規制、事業制度、策定プロセスなど、都市計画が現実にどうやって行われているのかを知るとともに、都市計画の歴史や、日本と欧米の制度の違いなど、都市計画を考える基礎的素養を身に着ける。なお、この科目は本学部カリキュラムポリシーの「都市のしくみ領域の専門知識と方法論を体系的かつ多角的に修得」および、ディプロマポリシーの「社会科学的な方法論を習得し、それらを企画・業務の実践に生かせる応用力を修得」に関連している。 
達成目標
1) 都市計画図を見て理解できるようになる。
2) 都市計画の制度、有名な理論や計画思想の歴史、都市問題の見方、計画立案の技法など、都市計画に関係する基礎知識を幅広く知る。 
成績評価
1)中間レポート(1回):30%、2)課題演習(1回):10%、3)期末試験:60%
3)欠席1回につき4点(/100点)ずつ減点 
予習復習時間
授業に対して4時間超の自学自習が必要となる。内容は以下の通り。
特別な予習は不要だが、復習をしっかり行うように心がけること。パワーポイント教材をWebClassにアップするので、毎回の授業後、それを見て十分に理解できるまで復習するとともに、授業全般の関連事項または授業の中で自身が特に関心を持った事柄について、インターネットや大学のポータルサイト「東京都市大学図書館⇒データベース一覧バナー」の文献検索を利用して、何らかの関連資料を読んで知識を拡げること。この科目のように実社会のしくみを学ぶ分野の教科では、授業時間内で伝えられる事柄には限りがあり、関連する事例や見解を自身で調べて知識を拡げることは、「社会のしくみ」のあり方をしっかりと思考できる英知を修得する上で不可欠なことであるので、このような知識拡大型の復習を必ず行うこと。特に建築士や宅地建物取引士を目指す人には、書店の棚に並ぶ資格試験参考書に法規関係の図解がよくまとめられているので参考になる。 
履修する上で
必要な条件
(前提とする
知識など)
事前に特別な知識は必要ない。ただし、街を歩く時、授業で聞いた知識を思い出しながら、都市を良くするにはどうしたらよいのかについての自分の意見を考えてみる考えてみることを繰り返すと、理解が深まり、まちを見る眼が養われるのでお薦めする。 
授業計画
第1回 イントロダクション:東京の都市問題/(明石)
講義の全体構成を示すとともに、いくつかのトピックを例に都市計画という仕事の一端に触れ.る 
第2回 東京の都市計画の歴史/(明石)
東京の都市計画の歴史を概観し、都市計画を学習する際に基礎となる背景知識を学ぶ 
第3回 コミュニティの空間計画/(明石)
「近隣住区」(neighborhood unit)という概念を中心に、住宅地計画の基礎を学ぶ。 
第4回 都市の交通計画/(明石)
交通計画の立案は、対症療法(渋滞箇所を改善する)だけでなく、原因となる交通需要(どこからどこに何の目的で移動するのか:OD)から始めることを学ぶ 
第5回 都市計画図を読もう/(明石)
用途地域を中心に、都市計画図の見方と調べ方を理解する。 
第6回 建築基準法集団規定の基礎/(末繁)
用途地域の「形態規制」(高さの斜線制限、建ぺい率、容積率など)について学習する。 
第7回 土地の高度利用/(明石)
容積率の応用編として、「公開空地」、「インセンティブ」の概念を理解する。 
第8回 マスタープラン/(明石)
市町村が定める「都市計画マスタープラン」の実例を読み解きながら、その意義を理解する。 
第9回 宅地開発/(明石)
都市計画法の開発許可、建築基準法の接道規定、土地区画整理事業の基礎を学ぶ 
第10回 地区計画/(末繁)
地区計画は今日の都市計画に必須の手法となっており、その基本的な枠組みを学ぶ。 
第11回 みどりと都市計画/(明石)
公園・緑地計画の基礎を学ぶとともに、市街地における民有地の緑の保全について考える 
第12回 近代都市計画の思潮/(明石)
産業革命以降の都市計画史に登場する主な先人の人と思想をたどることによって、都市のあり方を語る際の前提となる歴史の基礎知識を学ぶ。 
第13回 都市計画と住民参加/(明石)
計画の民主的な決定プロセスのあり方と、住民参加を推進する工夫について学ぶ 
第14回 不動産事業と都市計画/(末繁)
不動産事業に焦点を当て、事業者による経済活動と都市計画との関係を理解する 
オフィスアワー
火曜5限 
授業形態
講義 
コース区分
専門基礎科目の基幹科目(必修科目) 
授業の具体的
な進め方
この科目は、都市生活学部の必修科目に位置付けられ、全員が修得する必要がある基幹科目である。このため、講義で扱う内容の大部分はその後の学習においても前提として知っているべき基礎知識となっている。学生の皆さんは、毎回の講義に必ず出席をし、講義で扱うすべての主題について「一度は聞いたことがある」記憶を持つ状態になってほしい。 
関連科目
都市政策、都市計画(2)、建築法規 
授業に持参
するもの
特になし。 
教科書
No 書籍名 著者 出版社 出版年 ISBN 備考
1. 『独自の教材資料を授業支援システムにて公開する』  担当教員  WebClassに掲載       
参考書
No 書籍名 著者 出版社 出版年 ISBN 備考
1. 『初学者のための都市工学入門』  高見沢実  鹿島出版会  2000  4306033023   
2. 『東京の都市整備2018』  東京都都市整備局  東京都ホームページ  2018    http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/pamphlet/index.htm 
学生への
メッセージ
授業では、皆さんが社会に出て実務に就いた時の参考になるだろうと思われる雑多な話を、時間の許す限り織り交ぜる。それらはいつか何かの役に立つだろうと思っての雑談なので、聞き流すだけでなく、ぜひ自身の考えをめぐらしながら聴講をしてほしい。 
その他・
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