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授業科目名 ユニバーサルデザイン 
科目英名  
開講年度 2018 
開講学科 都市生活17年度入学 
分野系列 ■専門科目<都市のしくみ>選択 
学年 2年生 
学期 後期前半 
担当者

西山 敏樹

単位数



科目概要
近年、高齢者の増加や障がい者の増加に伴い、誰もが快適に過ごせるようなデザインを最初から行うユニバーサルデザインが注目され、世界的にもそれをスタンダードにする動きがある。この科目では、色々な身体の障がいを意識しながら、誰もが快適に使える最大公約数的なユニバーサルデザインの基礎を学ぶ。ユニバーサルデザインと一言で言っても、駅や空港などのハードのユニバーサルデザインもあれば、お店での人的サービスに代表されるソフト面でのユニバーサルデザインもあり、対象領域はかなりの多岐に亘る。それらを網羅しながらユニバーサルデザインを学び、就職後にも役立つような知識を提供する。なおこの科目は、カリキュラムポリシーの2とディプロマポリシーの2、3と関連が深い。 
達成目標
ユニバーサルデザインのポイントは、ハードとソフトの一貫性をとること、時間の継続性が担保されたものをつくること、空間の連続性が担保されたものをつくることの三点につきる。要は、誰もが快適に過ごせる環境を線的・面的に広げ、時間的にも継続性がある問題解決とは何かを考える習慣を身につけて頂く。 
成績評価
(1)授業中にユニバーサルデザインに関する小リポートを毎回課します。1回5点で14回で70点。
(2)期末試験が30点。
以上より合計100点満点で採点。 
予習復習時間
ユニバーサルデザインに関する新聞やインターネットなどでの情報収集を課す場合が多く、1時限分の授業に対して4時間超の自学自習が必要。それが毎回の小リポートにも関連するので注意が必要。 
履修する上で
必要な条件
(前提とする
知識など)
特にないが、途中で計算をコンピュータの表計算ソフトで行ってもらうことがあるので、コンピュータ演習が不合格であった人には履修を奨めない。 
授業計画
第1回 バリアフリーからユニバーサルデザインへ
ユニバーサルデザインの基本的定義やユニバーサルデザインを学習する上で必要なものの見方について習得する 
第2回 人の移動とユニバーサルデザイン
公共交通の車輌やターミナル施設等の改善方向性や車いす・杖等の各種移動支援機器の改善方向性について学ぶ 
第3回 観光環境とユニバーサルデザイン
城跡や寺院、博物館等のミュージアムや自然環境等、観光目的で我々が行く様々な施設の改善方向性を学習する 
第4回 日常生活の製品とユニバーサルデザイン
日常的に用いる様々な家庭用品や文房具等を例にあげて、それらを使い易くする方向性や共用品の考え方を学ぶ 
第5回 情報のユニバーサルデザイン
パソコンやスマートフォン、携帯電話等の情報機器やピクトサインのような情報提示ツールの改善方向性を学ぶ 
第6回 公共施設でのユニバーサルデザイン
役所や医療・福祉施設、ショッピングセンター等の公共施設のユニバーサルデザイン化の流れ及び方向性を学ぶ 
第7回 住まいのユニバーサルデザイン
玄関や部屋のドア、風呂周り、トイレ周り、キッチン等の住宅の中でのユニバーサルデザインの方向性等を学ぶ 
第8回 レクリエーションとユニバーサルデザイン
遊園地、競技場等のスポーツ関係施設やその他趣味的環境等のユニバーサルデザインの改善方向性について学ぶ 
第9回 サービスのユニバーサルデザイン
ハードが整備されてもソフト面の対応が必要な場面がある。主に人の接遇の改善方向性や教育訓練の内容を学ぶ 
第10回 (体験授業)ライフステージをふまえたユニバーサルデザイン
シニアシミュレーターでの障がい者・高齢者体験や妊婦体験、幼児視野体験等を通し、当事者の立場を体得する 
第11回 ユニバーサルデザインを支える制度
ユニバーサルデザインを具現化させていく上での国内外での法律的な動向や地方自治体での条例の動向等を学ぶ 
第12回 ユニバーサルデザインのニーズの集め方
ユニバーサルデザインは、性質上様々な立場のニーズの収集が大切であり,その方法論のポイントを学んでいく 
第13回 ユニバーサルデザインと新しい価値の創造
ユニバーサルデザインはエコデザインとの融合や情報技術との融合で社会的価値が高まる。その最新動向を学ぶ 
第14回 授業の総括
この講義で学んできたことをレビューし、ユニバーサルデザインが進むべき方向性について議論し、総括を行う。 
オフィスアワー
毎週火曜日5時限 
授業形態
講義 
コース区分
授業の具体的
な進め方
基本的には講義と小リポートで構成される回が多いが、時々高齢者や障がい者の疑似体験を行う演習を入れて実体験的学習を行う。 
関連科目
都市のインフラ、都市と交通、福祉のまちづくり(旧名称:子どもの環境と福祉住環境) 
授業に持参
するもの
パソコン(指定した時だけ) 
教科書
No 書籍名 著者 出版社 出版年 ISBN 備考
1. 『未来の交通・物流と都市生活』  西山敏樹  慶應義塾大学出版会  2016  9784766423044  3月 
参考書
No 書籍名 著者 出版社 出版年 ISBN 備考
1. 『講座・高齢社会の技術6・移動と交通』  秋山哲男・三星昭宏  日本評論社  1996  9784535048164   
2. 『講座・高齢社会の技術7・まちづくり』  秋山哲男・小坂俊吉  日本評論社  1997  4535048177   
3. 『ユニバ-サルデザイン・バリアフリ-への問いかけ』  川内美彦  学芸出版社  2001  9784761522582   
4. 『建築とユニバ-サルデザイン』  古瀬敏  オーム社  2001  9784274102776   
5. 『サイン環境のユニバ-サルデザイン』  田中直人・岩田三千子  学芸出版社  1999  4761522178   
学生への
メッセージ
ユニバーサルデザインは交通,情報,インテリアなど色々な分野の基礎的なデザイン哲学です.そのため広い見聞を持つことが大事なので,それに留意して履修してください. 
その他・
自由記述欄
授業前には、授業計画に合わせて教科書等の該当する部分等を熟読すること。
授業後には、取り扱った内容について課題に取り組み、あるいは学生同士でディスカッションするなどにより、理解を深めること。 
参考URL
画像ファイル
更新日付 2018/09/14 11:32


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